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電子線を直接照射する他に、制動放射により発生する高エネルギー X線、 さらに光核反応により発生するパルス状の中性子線の利用も可能です。 また逆に、低エネルギーの照射(6MeV以下)では中性子が発生しないため、 ターゲットが放射化せず、管理区域外での取扱が可能です。 この電子線形加速器を用いて、 材料の照射効果の研究、パルス励起した物質の過渡的な変化を調べる研究、 超微弱ビームの発生と利用、新しいラジオグラフィ法の開発研究などが行われています。
この電子線加速器を用いて、高分子の架橋反応を利用した改質の研究や商品開発、 半導体や人工衛星に使用する新素材の耐放射線性の研究、食品の表面殺菌の研究、 ガラスの表面着色の研究等が行われています。 |
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問い合わせ:大阪府立大学放射線研究センター 共同利用拠点窓口
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